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セルフネグレストがごみ屋敷の原因になる場合も

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ゴミ屋敷になってしまう原因にはさまざまなものがあります。仕事が忙しい、精神的な疾患、家族との離別、高齢者など、忘れてはいけないのがのゴミ屋敷の1つ1つに物語があり住んでいる人にとっても思い出が詰まっている場所であるということです。

さてそんなゴミ屋敷を作り出してしまう人にはとある共通点があります。それは「セルフ・ネグレクト」が密接な関係にあることです。どうしてセルフ・ネグレクトになるとゴミ屋敷化してしまうのでしょうか。

■セルフ・ネグレクトとは

セルフ・ネグレクトとは自分自身に関心が持てなくなり、日常生活に支障をきたしてしまうことです。すべてのことが嫌になってしまい投げやりになる人が多く生活そのものに興味がなくなります。人間関係も煩わしく感じてしまい自然と距離を取るようになり、家に引きこもりがちになります。

また、「私なんて」とネガティブな感情から抜け出せなくなり、しまいにはご飯を食べたりお風呂に入るのも億劫になってしまいます。こんな状態になってしまえば部屋の掃除なんてもってのほかですよね。部屋が汚いのはわかっていても、自分のために部屋をきれいにしたいとは思えなくなりゴミ屋敷を使ってしまうのです。

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セルフ・ネグレクトの問題はゴミ屋敷だけに留まらず、人間関係が築けない分社会的な孤立に繋がってしまい頼れる相手がおらず孤独死に繋がってしまうことがあるのです。実際に孤独死は社会問題としても度々取り上げられていますよね。

主に高齢者の孤独死が多く東京都23区の都会であっても、毎年4,000人以上もの人が亡くなっています。そのうちの8割がセルフ・ネグレクトの状態にあり心身の健康を保てなくなり、ゴミ屋敷となってしまいます。しかもセルフ・ネグレクトになっている人の4割はなにかしらの支援を提案されたにも関わらず断っていることもわかっています。

本来であれば頼ってでも今の状況を解決するべきなのに、人との関わりが苦手で踏み込まれるのが不快に思ってしまう人もいます。頑なに拒否し続けた結果、まわりに誰もいなくなってしまい声がけすらしてもらえなくなったなんてケースもあります。核家族や高齢者の増加に伴いセルフ・ネグレクトの問題はますます大きくなるのではと考えられています。

■若い世代のセルグネグレクトも問題に

核家族化が進んだ現代において、高齢者だけの問題ではなく若い世代のセルグネグレクトも増えています。昔に比べてご近所同士の付き合いも少なくインターネットさえあれば生活できてしまう人もいます。

面倒な人間関係に向き合うのが嫌になり、自然と社会から孤立していきます。若い世代の特徴として自分がセルフ・ネグレクトだとは気付いていないことです。「ゴミを捨てるのが面倒くさいな~」なんて安易なものから始まり、次第には足の踏み場がなくなったり部屋の中のゴミを放置するようになります。

ゴミ屋敷が出来上がるまでに間隔が麻痺してしまい、ゴミの悪臭が広がる部屋のなかでもご飯を食べたり就寝したりと普通の生活ができてしまうのです。そんな部屋に人を呼ぶこともないので、孤立していきゴミ屋敷化が一気に加速するのです。

若い世代にとって人との関わりはとても大切なもので、人目があればゴミ屋敷化を防ぐことができます。そもそもセルフ・ネグレクトになってしまう人の多くは、なにか必ずきっかけがあります。

家族関係・友人関係・仕事関係でなにかトラブルが起きてしまい孤独感を隠せなくなってしまったケースや、近頃は震災や災害などの影響で生活環境が変わりゴミ屋敷になってしまう人もいます。また経済的な問題がゴミ屋敷の原因にもなります。ゴミ屋敷になるきっかけはなにも特別なものではなく、誰もが経験する可能性があるものです。

例えばもともと実家に居たときから部屋の片付けが苦手な人は、家族の支援があったり別に片付けてくれる人がいたりします。でも、おとなになりなにかのきっかけでゴミ屋敷になる人はだれにも相談できず、状況を悪化させてしまうケースが多いのです。

セルフ・ネグレクトでゴミ屋敷になり状況が悪化すると、しまいには部屋の中で排泄してしまいハエが飛び回り健康状態にもいい環境とはいえなくなります。こんな状況に違和感やなんとかしなくてはと思えなくなってしまうのです。

■セルフ・ネグレクトによるゴミ屋敷を防ぐために

1. 高齢者

65歳以上の高齢者はセルフ・ネグレクトになってしまう人も多く、「誰も自分のことを必要としていない」とネガティブなイメージを持ってしまいがちです。またセルフ・ネグレクトになると高圧的な態度を取ってしまう人も多く、本当はそんなひどい言葉をいいたいわけではないのに声をかけてくれた人に対して冷たい態度や拒絶するような態度を取ってしまいます。

地域のコミュニティがあればいのですが、金銭的な不安や身体の不自由さから出かけるのが嫌になります。そんな高齢者に対しては周囲の人がこまめに声をかけ、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。拒絶したから距離を置くのではなく、何度も声をかけているうちに距離が縮まるはずです。

2. 若者

若い世代のゴミ屋敷は、周りから見てもわかりにくい特徴があります。そもそも若者でセルフ・ネグレクトになりゴミ屋敷化している認識を持っていない人も多く、支援が遅れてしまいがちです。

一人暮らしや、仕事が多忙で不規則、引きこもりがちなど少しでもおかしいな?と思う点があれば、コミュニケーションを積極的に取るようにしてくださいね。若い世代では自分がゴミ屋敷に住んでいる認識がないケースが多く、誰かに指摘してもらって気付けるケースが多いのです。

核家族化で親元を離れめったに会う機会がないなら、たまには子どもとコミュニケーションを取る時間をとってもいいかもしれません。ゴミ屋敷になっっていることに気付いてあげることも解決の為にも大切なことです。

■ゴミ屋敷は業者に依頼して早急に解決しよう

ゴミ屋敷になってしまった部屋を片付けたいと思っても時間も手間もかかりますし、簡単なことではありません。足の踏み場もないほどのゴミ屋敷だと、家具・家電を動かしたりゴミを集めているときに、虫が飛び交っていたり異臭や汚染物質だらけ…。

自分が散らかしたものなのはわかっているけど、それを片付けるのはかなり大変です。触るのも嫌だと話す人も少なくありません。足の踏み場がなくなってしまうほどのゴミ屋敷は、業者に依頼して一気に片付けてしまうのが賢明です。

ほとんど使わなくなってしまっているものばかりで、保管環境もいいとはいえません。またカビが生えてしまったものをそのままにしていると、部屋のなかの環境が悪くなるばかりか洋服やカーテンなどさまざまなものに散布し広がります。

ゴミ屋敷は見て分かるものだけでなく部屋全体に問題が起きてるケースもあります。早急に解決するようにしましょうね。

■まとめ

セルフ・ネグレクトによるゴミ屋敷化は、誰もが他人事ではありません。私は大丈夫と思っていたらゴミ屋敷になっていた人も多く、気付くきっかけを作ってあげることも大切です。

片付けが苦手な人業者に依頼してもいいですし、先延ばしにしても何もいいことはありません。またセルフ・ネグレクトにならないように、周囲とのコミュニケーションを取るなど人との関わりを積極的に行うこと、また声がけをすることでゴミ屋敷の可能性を減らせるはずですよ。

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